大工技術で建てる草屋根の家

地域に必要とされる工務店をめざして、
大瀧建築はこだわりを大切にしたいと考えます。
先代から受け継いた大工技術、草屋根、天竜の無垢材、住まい手発想の設計プランなど、
いずれもお客様が望む暮らしを実現するためにこだわり、
そんな家づくりに誇りと喜びを感じる仕事をしたいと考えます。

大瀧建築6つのこだわり

 

1. 手刻みのこだわり

一棟一棟ていねいに建てるために。大工にしかできない技術を継承していくために。 大瀧建築は手刻みの仕事を大切にします。 柱材、梁材の一本一本に触れながら、木の素性を読み取って、 使い場所と向きを決め、墨入れをし継手・仕口の加工をほどこします。

手鉋で仕上げる現しの柱の艶、滑らかさも大工のこだわりです。構造計算も行いますが、 手刻みの経験を踏みながら、構造の何たるかを体が覚えるのが大工です。 柱の間隔を見れば必要な梁の寸法がわかるというのは、確立された設計手法を守れば必要ないことともいえますが、 それでも、体が正しい家のあり方を分かって建てる仕事に責任と誇りを持ちたいと考えます。

 

2. 草屋根のこだわり

浜松という都市型の敷地条件や立地環境において、草屋根の家は、自然と関わる暮らしの楽しみをもたらしてくれます。 夏の熱射を軽減する、建物の耐久性を高める、街の景観を良くするといった効果もうたわれますが、 何よりも「暮らしの楽しみ」が増えるからこそ草屋根の家を提案します。

草屋根でなければ、屋根に上がる経験はそうできるものではありません。 普段と違った景色を眺め、寝転べば視界のすべてが空。屋根の上の原っぱは、その日のお天気や季節により表情を変え、 どこからか飛んできた鳥が種を運んできていつの間にか知らない花が咲き、地上の庭とは別ものの楽しみがあります。 家族で楽しむ空中リビング。費用も手入れも、案ずるよりも植えるが易しです。

 

3. 浜松に住むこだわり

だに、だら、そうら、は標準語ではありません。 と言われて、「ほんとけ?」くらいの反応をしてしまう生まれも育ちも浜松人が営んでいる工務店です。 都会という意識はさほどないし、かといってど田舎というわけでもない浜松は、一言では特徴が表しにくいように思いますが、 穏やかな大らかさが浜松という街にあるように思います。
一旦は大都市に出て行って、しばらくすると帰ってくる友も大勢います。 仕事仲間と、お客様と、地域の皆さんと、浜松に暮らす人たちとの関わりの中で地域の方々に信頼される工務店であることを心がけます。

 

4. 先代から受け継ぐこだわり

大瀧建築は現在、4 代目の大瀧健太が代表を受け継いでいます。 新しい技術や材料も積極的に取り入れ、設計デザインの向上に努めながら、 初代から教えられてきた「木を読む」という昔ながらの大工の仕事も守っていきます。 木目、木肌、年輪を見て材の素性を知り、目に見えない木のアテ(陽疾と書きます)を探り出す。 アテは木材繊維のしこりのようなもので、単なる曲りや反りでなく強度に関わる欠点になるため、 使わないか欠点の影響が出ない使い方をしなければなりません。 材木店に足を運び、自分の目で良材を選び、材木一本一本のクセを見抜いて最適な使い方をする。 初代がつくった秋葉山常夜灯を守りながら、「大工の目と手」を受け継いでいきます。

 

5. 天竜材のこだわり

国産材は安価な輸入材や集成材に押しやられているのが現状ですが、大瀧建築は地元の天竜材にこだわります。 急峻な地形や気候条件などがあいまった生育環境で育つ天竜材は、まっすぐで節が少なく、 目がつまって良質な赤身がはっているのが特長です。 すなわち狂いが少なく丈夫で、水分やシロアリの被害にも強いということ。 物性でいえば弾性係数が高いという特性のため、住宅の構造材には最適ということです。 せっかくの地元の宝を使わないということもありません。 地産地消を実践することで浜松の活性化、浜松への愛着、浜松の文化の継承、浜松の山の保全にも通じればと考えます。

 

6. 設計のこだわり

カッコいいことの見直し。たとえば、今の木造住宅は建材や技術の発達で、 軒を設けずにすっきりと仕上げることも不可能ではなくなりました。 軒には風雨をしのぎ室内に採り入れる光を調整する大事な働きがありますが、 新しい技術・設備・材料で補えさえすれば、さまざまに新しい形やしつらえを実現することもできるのです。 しかし、人の命を守り、安全で健康的で快適な住空間はいかにあるべきか、設計デザインの原点に視 点を置きたいと考えます。
理にかなった、無理無駄のない、正当な芯を持った家。 昔の目と現代の手を上手に合わせて、設備に頼りすぎない、今の暮らしに合った家づくりを探求します。